2008/13/2
光は、要りませんか。
袋を、かぶせる。
仕舞われた機器が埃を被らないように、布の袋を。
使われることの無いその姿に、美しさを、感じたのでしょうか。
覆われた、灯かり。
被せられた布を通しても、輝くことは、出来るのです。使用不可能であるとは、限らない。
それは無意識の、蔑み。
ひだの生み出す、いびつな明かり。
光だけを生み出すものが、影を思わせる不思議。
照らし、そして照らさない部分。生み出されるのは、光だけ。影はもとから、あったのです。
影を作り出す灯かりなど、存在しない。
それは謂れの無い、罪。
日本の夜に灯される明かりは、どこか哀愁を、感じさせる。
AKARI ISAMU NOGUCHI アカリ 灯かり 提灯 イサムノグチ
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