鳴り物入り。
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竹で囲われた空間はまるで、かつての和室を切り取ったよう。
縁側さえ失った住宅にも、一条の風は訪れます。
告げる音を、たてながら。
空気の流れを知覚させ、日本人に涼をもたらす風鈴。
魔を払うとされる澄んだ音色は、暑気をも払うことができるのかもしれません。
WDH 置き風鈴 黒 伝統工芸品の 風鈴立て 真鍮の風鈴 日本の風鈴 和風ウィンドチャイム
木を見れば森は見るまでも無く、あるはずです。
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ふと見上げれば揺らぐ水面が、光を弾く。
頭上を仰いで水世界の上限が見えるなら、いま居る場所は水中、でしょうか。
占める空間は僅かでも、遥かに広く意味を持たせるデザインです。
ポジションを踏まえ、極一部、として振る舞うことで全体を水世界と見なす。
取り零すことなくすべてを引き受けるより、周囲の協力を仰いだ方が、世界を変えられるのかもしれません。
hum water level (ハム ウォーターレベル) 水面のモビール 水面を見上げているような…ハムウォーターレベル ついぼんやりと眺めてしまう水面のような動きをするモビール Saburo Sakata 水中に没することが出来るインテリア
目には見えない繋がりがあってこそ。
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気候に応じて姿を変える結晶は閉ざされた世界で、外に焦がれているのではないでしょうか。
外界の空気に触れることさえできない隔離された硝子の中、時には雪の降る空模様に、憧れるのかもしれません。
かつて航海士達が嵐を避けるために用いた、予測器。ストームグラス。
一切の繋がりを絶たれた異世界を見ることで、世界の状態を、窺う装置です。
切り離されてしまった空間が、必死で追い縋ろうとするかのように、大空の変化に呼応する。
雫型の小宇宙。
日々の大気に想いを、馳せて。
大気を感じる美しい科学インテリア 気候の変化に反応する、不思議な結晶 Perrocaliente Tempo Drop ( ペロカリエンテ テンポドロップ ) ストームグラス (天候予測器) 樟脳(楠のエキス)、エタノール等をガラス管に密封し、気候の変化に反応する結晶を観察する。 科学玩具
帽子とコートこそ、動き出すために必要な動力源。
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壁から突き出たゼンマイを、巻いたら何が動き出すのでしょう。
もしかしたら大きな音を立てて、家が歩き出すのかもしれません。
けれど使うために回す必要があるのは、一番最初の一度だけ。
駆動システムの象徴でありながら、実際に使う時は微動だにすることも望まれない、不動のねじまきです。
真鍮 FUTAGAMI (フタガミ) ゼンマイフック 豆型 ・菱形 ねじ込みやすいゼンマイのようなフック 大治将典 (オジ マサノリ)
ワンコインで新世界を開拓。
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未知なる世界への旅を終え、未開の地は今、明らかに。
新たな土地を知るたび地図上に、色鮮やかな国々が姿を現します。
歴史を発掘する作業のように、地理を削り出すスクラッチマップ。
コイン一つで世界中を暴くことも、可能です。
scratch map poster (スクラッチマップ ポスター) Luckies UK (ラッキーユーケー) スクラッチ加工された世界地図 スクラッチ地図
出掛けるなら、森か城から上着をとってきて。
シャンデリアのある風景。
座る主を持たない椅子にはコートだけ、預けられることがあるようです。
森の風景。
重なる枝の隙間に紛れて休む鳥が、一羽。梢に時折、置き忘れられる帽子は誰の物でしょう。
切り取られた一枚の世界はひっそりとして、動くものは何一つ、ありません。
何気なく掛けられる服や小物は、干渉しているように見えて一切影響を及ぼさず、またすぐに取り払われる。
互いの存在に気付くことの出来ない異世界のように、重なり合っては離れていくだけのようです。
現れては消える外出着。静かな世界の登場人物ではなく、現実世界の人物を、所有者としています。
アーティスティックなコートハンガー 画のようなコートハンガー Frame hanger (フレームハンガー) Chandelier(black x white) Tree (White x green) &design(アンドデザイン)
あなたのそばにも、あの日を暗示した数字はありませんか。
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世界の何処かに人知れず、散りばめられた、日付。
点、々、と。
秘された暗号の手がかりを集めるように、撮り続けられた写真です。
前後の繋がりに気付きもしないまま、それぞれ単独の、365。
日、一日に割り振られるとは、思いもせずに存在していたことでしょう。
意味を見出だす視野が捉らえれば、それは日付けの予言に他ならないのかもしれません。
2012年度版カレンダー Daily Numbers デイリーナンバーズ 暦 こよみ カレンダー 日めくりカレンダー Paul Baars Amsterdam (オランダアムステルダム)パウルバーアムステルダム
屋根まで本を、積んでいます。
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家の中には隙間無く本を並べて、読み掛けの本は屋根に、伏せましょう。
途中の新刊も、ストックも、同居させる一軒家。
積ん読く本の、持ち家です。
KONSTANTIN SLAWINSKI (コンスタンティン スラヴィンスキー) SLAWINSKI&CO Mika Tolvanen(ミカ・トルバネン) フィンランドのデザインユニット「Rehti」 Studio Mika Tolvanen magazin stock house(マガジンストックハウス)マガジンラックドイツ
幕開けには、二頭の手綱を締めて。
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くるりとまわる回転木馬。
華麗な姿で華やぐ、遊園地の人気者。
夜に煌めく電飾で、本領を発揮するメリーゴーランド。昼に虜としたのは、襞を寄せるカーテンでした。
夜の帳が下りる頃、解放されるのは窓に幕引く布でしょうか。それとも彫り込まれた馬たちの方、なのでしょうか。
カルーセルの、タッセル。
昼夜で異なる顔を魅せる、カーテンに相応しい、魅力です。
Goody Grams carousel グッディグラムス カルーセル カーテン タッセル 回転木馬のカーテンタッセル
か弱く見えて、強いんです。
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紙の強度はどれ程でしょう。
構造によって強化された段ボールならいざしらず、いかにも繊細な、薄紙です。
巻かれてた痕跡を残す丸まった端を、浮かせて壁に、貼付けられている紙テープ。
工作の残骸では、ありません。
紙の技術に秀でた日本の、最先端の、切れ端。
質量が消失したかのような軽やかさで、物の重みを支えます。
かみの工作所 tapehook (テープフック) 紙テープインテリア
idea the design