迷わず、進まず、収まって。
横に通じ、縦に、通じる。曲がりくねる長い通路は、人を惑わし、魅了するもの。
迷いながら、進む。人生さながらの状況に、引かれていく、のでしょうか。
迷路が身を起こした形は、縦横無尽の棚板たち。
異なる高さの領域が、あらゆるものを、閉じ込めるのです。
MEIRO メイロ シェルフ 棚
楽園は、空気の上。
楽園の、心地。軽やかで柔らかな、空気に寝そべる気持ちよさ。
空気を詰めたデザインソファは、硬さの調節も自由自在。
すべての中身を抜いてしまえば、持ち運びさえ、容易なのです。
快適な、空気椅子。
デザインを犠牲にしない、スタイリッシュな携帯性。
wogg社 ウォッグ エアーシート
壊れた方が、自然な形。
潰れた形の、ハイスツール。へこんだアルミ缶の形。
安定性を求める椅子に、壊れた形をデザイン。
潰した形は、潰れる前より、安定性がいいのかもしれません。それ以上潰れることは、難しくなっているでしょうから。
ゆがんだ形は、有機的。人間にフィットする、自然な形。
driade ドリアデ 東京ポップ TOKYO-POP ハイスツール 吉岡徳仁 グリーングレー
外側、内側、本性はどちらか。
アンティーク風の、デコラティブテーブル。凝った細工が、美しい。
しかしこの彫刻、切断されています。
内側だけの、デコラティブ。
輪郭を捉えれば、外側のストレートラインが際立つ。
内側は華やかに。外側は、モダンに。
伝統のラインを断ち切る、切捨てのデザイン。
zanotta ザノッタ エディツィオーニ・コレクション Dessouschic
丸いからこそ、尖っている。
円に角は存在しない。滑らかな、線。組み合わさるだけで生み出される鋭角。複雑に織り成す幾何学模様。
円が構成する幾何学模様。幾何学模様から成る、円錐形。
単純な形がすべてであるはずの、複雑な美しさ。
単純さと複雑さ。円錐は二重。
くつろぐために求められるはずの安定感は、見当たらない。転がる形の、ラウンジチェア。
重なり、隠れる、二重構造。
zanotta ザノッタ Veryround ベリーラウンドチェア ルイーズキャンベル Louise Campbell
振り落とされずに、いて下さい。
闘牛。暴れ牛。そんな名を持つ、バースツール。
不安定そうな外見に、振り落とされそうな、不安感。
華奢な骨格構造がつくりだす、不思議なオブジェ風デザイン。
座ったときの感覚は、まるで空中浮遊。
不思議な感覚。それこそが、概観のイメージとの共通点。
ミウラ スツール コンスタンティン グルチッチ Konstantin Grcic Miura Stool
離れることが、できません。
カーブを描く、木製家具。まるで、木馬のような。その外見を裏切らず、曲線部分にまたがるものなのです。
頭部があるべき場所には、平らな板。
デスクワークには、椅子が必要でした。そして、机も。
二つとも切り離せないものならば、切り離さなくてもかまいません。
そう考えればとても自然な、一体化。
とてもユニークなデスクチェア。いいえ。チェアデスク、とでも呼ばせていただきましょうか。
コンスタンティングルチッチ ウッドデスクチェア モンティナ Konstantin Grcic Compasso d'Oro MONTINA ENDO FURNITURE
厚みの無い板、はめ込んで。
どこまでも、直線的。素材はレトロな木材。なのに古さが、見えない。
ダンボールをくみ上げたかのような、プラスチックを組んだような。あるいは折り紙のような。
ただ組んだだけの、木製家具。
古代建築のように、釘を使わず。
素材も技法もシンプルながら、ストレートなラインが、モダンテイスト。
GIUNTA desk 村澤一晃 miyakonjo product みやこんじょう
石に座れば、冒険気分。
無邪気なアイデア。スペインのピーターパンと呼ばれるデザイナーが生み出した、椅子とテーブル。石の椅子に座り、石のテーブルで会議を。
御伽噺の一説のような、ファンタジックな空間が演出されます。
石らしく、屋内外に適したファニチャー。けれども子供用のこの岩は、とても軽いポリエチレン製なのです。
石に腰掛ける少年達の、無邪気な思いをデザインに。
マジス ピエドラス ローチェア ジャビエ マリスカル Piedras Poltroncina Polyethylene MAGIS ME TOO COLLECTION JAVIER MARISCAL
その椅子、変幻自在。
一生涯の、ファニチャーを。デザイナーが我が子のために設計したベビーチェア。成長に合わせて、椅子も調整。
大人用の椅子に転じる、ベビーチェア。
そして、別の側面も。
肘掛を床に当て、背もたれにまたがる。
曲線を描いていた肘掛は、ゆらゆらと揺れる脚に。
木馬に転じる、ベビーチェア。
佐々木敏光デザインベビーチェア Sdi Fantasia ファンタジアシリーズ New BAMBINI バンビーニ ベビーシート
本の、本による、本のための、浮遊。
魔女が浮かべた、本の束。本が中空に浮かび、さらに本を支える。
無駄が無く、不思議な光景。
本そのものを、本棚に。
魔法のインテリアを生み出すのは、シンプルを極めたデザイン。
究極の、書棚を。
CONCEAL SHELF コンシールシェルフ 本棚 アンブラ
すぐ下の、空洞。
空洞の座席。未来的なデザイン。強烈なインパクト。
機能的な伝統の形を、覆す。
そこで機能が損なわれれば、奇抜さだけの存在。
新たな機能が加われば、発明的。
斬新なアイデアはデザインとともに、ソファに付加価値を与えた。
雑誌を読むための、ソファ。
マガジンラックは、不要。
2人掛けソファ MAGAZINE SOFA マガジンソファ Michael Young マイケル・ヤング
斜めでいるのが、正しい姿。
傾いた本棚。本は、立てれば傾く。ならば、はじめから。
少しずつずれた箱は、スタッキングに最適。
今にも倒れそうな錯覚をさせられる、安定の良い書棚。
ZET 4 本棚 FREIRAUM FREILAUM フレイラウム
脚の代わりに、銀の輪を。
交差するリング。惑星の環を思わせる。環の中に、メッシュのシート。
目を閉じて、宇宙空間に漂う。
ゆらゆら揺られる、ロッキングチェア。
レトロなアイテムに、未来の要素を。
MoMA ループ シェーズロング Gala Wright Loop Lounger
ふわりと、凍りつかせて。
そっと掛けられた、テーブルクロス。自然なひだの、美しさ。
テーブルは、見えない。
宙に浮かぶ、イリュージョン。
テーブルクロス、だけが、ある。
テーブルクロスは、テーブルの形を、常に写し取っている。
固く凍り付いてしまえば、テーブルは不要。
床まで届いた、四つ端。全てを、支えている。
付属物が主役を押しのけた、そんなアイデア。
サイドテーブル イリュージョン Illusion
浮かぶだけの、場所。
四角く囲うワクの中、浮かぶグラス。ひたすらシンプルに作られた、ライン。
なにひとつ奇抜さを感じさせない、質素感。
ただ一つの素材で出来ている、ワク。
そこに生まれる、鮮やかな魔術。
ガラス一枚はめ込んだ、中に浮かせるデザイン。
MoMA ゼロイン コーヒーテーブル Barber Osgerby Zero-In Coffee Table
斜に構えて、優しく。
左に傾き、右に傾く。ピサの斜塔が傾くように片方だけには偏らず、ひだりへ、そしてみぎへ。
平行線ではない、斜めの底。
人工的な中に自然を感じさせる、[竹]という名のラック。
本もCDも、倒れるもの。
ならば初めから、倒しておく。
よりかからせるための、斜面。
Bamboo CDラック バンブーラック
円形は、完璧か。
これは、なに。四分の四と言う名を持った、デザイナーズインテリア。
その名のとおり、形は四分割された円。
四分割された、円。ただ、それだけ。
単純な形は、人によって様々に飾られる。
コナーラックになり、テーブルになり、デスクともなる。
変幻自在の美しさ。
クアトロクアルティー ホワイト Quattro Quarti ビーライン Rodolfo Bonetto ルドルフォ・ボネット
変わり身のパーソナルチェア
オットマン。座椅子。スツール。アームチェア。様々な呼称が思い浮かぶ、オールマイティなインテリア。
そのままでは、アームチェア。
脚を隠すと、ローチェア。
さらに背もたれを折りたたむと、スツール。もちろん、オットマンにも使えるのです。
背もたれの動くチェアがあるなら、完璧に倒せても良いはず。
それは、可変式のチェアになる。
しばられない発想力が現れています。
カラーバリエーションが豊富なのも魅力。
デザインオフィス「POM」LAラウンジ
今はフックが必要ないの
服や鞄を掛けておく、フック。壁にあると便利です。何もかけていない時、フックの姿はどこにも見えず、まるでただの飾りのよう。
使うときだけ、引き出せる。インテリアを損ねることなく、一体となれる収納式フックです。
ナチュラルカラーも選べます。
フリップフック(エスプレッソ)
氷柱の木漏れ日
繊細で緻密な、透明の芸術。脚と天板が一体となり、クリア素材で作られたテーブル。テーブルの天板に、無数の穴。こんなデザインがあったろうか。
今にも溶けださんとする氷柱のようだ。
床にはライトからつくり出す、室内の木漏れ日。
「自然」を描く、クリアファニチャー。
Kartell カルテルT-TABLE/クリア
読書に相応しいか。やわらかいかたち
本棚はたいらだと、そう決め付けてきました。常識に捕らわれない、自由な形の書棚。
飾り棚としても活躍しそう。
そのものがインテリアとしての機能を備えた、ユニークなブックシェルフ。
Kartell カルテル Bookworm ブックワーム
置いただけ
無造作というスタイル。そこに美を見出す。
ガシャリ、とステンレスを落とし、そこに天板を載せた。
そんな無造作の演出。
飾らない、という主張の、デザイン。
アレッシィ ブロウアップ コーヒーテーブル
idea the design
























