2011/16/11
二次元に見えて、三次元。
時間は四次元世界の一つの軸であり、人間にとっては選ぶことのできない、第四の方向でもあります。
長さも高さも奥行きも、好きなように行き来ができる。けれど同等の次元であるはずの時間を、私達は行き交うことが出来ないのです。
三次元に飛び出すことができない二次元上の生物のように、我々は四次元へと向かうことのできない三次元上の存在だ、ということなのでしょうか。
ならば奥行きを失った世界でなら、時間は第三番目の方向として、自由になるのかもしれません。
二次元上に出現する、厚みの無いピクト。画面に表示される架空の時計に似た、平淡なデザインの時計が、製作されました。
単純なラインのみで表現される、シンプルを極めたピクトグラムの、模倣。
3Dにおける2Dのデザインが、4Dヘの可能性を、表現しているのかもしれません。
二次元に近づけた時計 PICTO CLOCK (ピクトクロック) スズキタクロウ 薄くミニマルな時計
Categories: 時計
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